私たちの使命
私たちは、常に反省をしています。
私たちは構造技術者であり、構造設計者であるにもかかわらず、住宅・学校・病院の改修、耐震性について建築主から直接相談を受けることなく建築設計者から相談を受けることが多いのです。
元設計者(最初の設計者)であるからでしょうし、元設計時の構造設計者が不在か何らかの事情によるのでしょうが、いつも構造設計者の顔が見えないのです。
この様な時は、重要度から言って、先ず、構造技術者に相談をして戴くと言った手続きの見直しも大切なことです。
最近の建築基準法の改正で構造設計の制度設計が見直されましたが、実際の業務の中で構造設計者が建築主(エンドユ-ザ-)に対して直接説明責任を果たす機会は少ないし、皆無に等しいのです。
安全証明書と言う構造設計者の存在が少しは明記されただけで建築主に対して直接の助言者、提案者になり得ていません。
又、構造設計は担当させて戴いたけれど工事監理から外れてしまうことも多いのです。
私たちの最大の使命は、建築主の安全(生命・財産・仕事)を守ることです。
建築主のこの安全・安心に対する認識、そして想定する危険度の範囲を建築主に正しく説明し理解を得ておくことが必要であると思います。
しかし、私たち構造設計者の顔が見えていないのです。
この説明責任が果たせていないことが多いのです。
私たちはこの様な無策で無責任な状況を作らない様に努力をすること、こうした状況を正しく理解して戴く努力をすること、構造設計が見えていないことを見える様にする努力をすることが必要であると思っています。
私たちは、今、将に、これから、その努力をしようと考えている構造設計事務所です。
私たちは、常に自分たちは二の次として、縁の下の力持ち、或いは、黒子に徹し、お客様の利益を優先(しているつもり)し、そして現在で最新の技術基準に基づきコンプライアンスを守り、まじめに仕事に取り組んで来ました。
その事が果たして本当に建築主(エンドユ-ザ-)(お客様)の利益になっているのかと疑問に思ったりもします。
勇気と自信と信念を持ってお客様の利益のために、安全を守るために、私たちがもっと前面に出て行くことが必要であると思います。
私たちは、大手設計事務所でもない、施工者サイドでもない中立的な立場そして一番近い存在であるからこそ最も良い構造物を構想し積分して構造企画書として提案することが出来ます。
構造設計者として一人前と言われるには、優に10年は必要でしょう。
常に努力精進し10年後には「成長」「進化」し京都(地方区)に止まらず全国区(All Japan)に、そして、更には世界と言う舞台に「挑戦」して行く構造設計者、構造家に成長して戴きたい。
建築構造に情熱を持ち、いま、建築に隠れ、埋没してしまっている構造に光明を当て、日本の、そして、お客様の安全、安心実現のためにあなたの人格、才能を募集しています。
私たちは、あなたが、構造設計を武器に、社会の安全・安心、お客様の利益保全、建物の長寿命化に取り組み、優秀な構造技術者に成長することを期待しています。
私たちの想い
1.私たちの使命
2.構造技術者を育てる
3.仕事に対する責任
4.新たな出発
募集要項
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