Aの建物 強度は大きいが、粘り強さがない建物 |
Bの建物 強度は小さいが、粘り強さがある建物 |
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C(強度の指標) | 大 | 小 |
F(粘り強さの指標) | 小 | 大 |
一見、強度の大きいAの建物の方が地震に強い建物のように思えます。しかし、Aの建物は粘り強さが少ないため、限界を超えた力のかかったときに突然破壊が起こります。 一方、Bの建物は強度が小さいものの、粘り強く耐え破壊に至ります。 つまり、地震に強い建物とするには、Aのように強度を向上させる方法と、Bのよう粘り強さを改善する方法とがあります。 一概に強度の大きい建物が地震に強い建物であると言うことが出来ず、強度・粘り強さ2つの指標から地震に対する強さを考慮することが大切です。 |
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